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左側の黒い部分が決壊個所を修復した仮堤防。右は 高さ5.5m、延長320mの鋼矢板仮締切堤防
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大林組は、トランスコスモス(東京都渋谷区、奥田昌孝社長兼COO)、応用技術(大阪市、船橋俊郎社長)と、BIMを設計から生産設計、施工管理などまで一貫して利用する情報基盤の構築に向け、共同で検討するアライアンスを締結した。検討結果は、応用技術がパッケージ化してトランスコスモスのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを通じて建設業界に展開する。
BIMは現在、国内でも普及が進んでいるものの、設計や施工の一部での利用にとどまっており、建設プロセス全体を通じて活用している事例は多くない。大林組では、BIMの一貫利用を目指し、BIMモデル作成に当たって共有すべき基準を定め、プロジェクトの着工時点で正しいモデルが存在できるような取り組みを進めている。ただ、モデルを十分活用するための使いやすいツールの整備が課題となっている。
アライアンスでは、大林組の設計から生産設計や施工管理などのノウハウと、応用技術のシステム開発技術を組み合わせ、設計時のモデル作成だけでなく、生産工程でのモデル更新や図面化、情報出力も容易に実施できる情報基盤の構築に向けて検討する。
検討結果がBIMの情報基盤としてのルールや手法の標準となることを目指す。
残り50%掲載日: 2019年10月31日 | presented by 建設通信新聞