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沖電気のAIライブラリー/波形データを即時エッジ処理/効率的に設備保全
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>沖電気工業は、AI(人工知能)エッジコンピューター「AE2100」に対応したAIライブラリー第1弾として、「波形解析 ForeWave for AE2100」の販売を30日から始める。振動や音響などの波形データをエッジ領域でリアルタイムに解析し、設備などの異常兆候を検知するソフトウェアとなる。波形データの収集からAI解析、判別結果の表示まで、振動や音響のデータ解析に必要な一連の機能を「AE2100」へ搭載できることから、「工場の製造ラインや鉄道のあらゆる設備など、絶えず動きのある設備の保全に適している」(同社)という。
従来、設備故障の兆候検知は、すべての設備を対象とした定期検査の中で、従来技術や熟練技術者の聴覚や触覚など感覚的なノウハウによって実施してきた。しかし、定期的な検査では、故障の兆候が発生してから検知するまで時間があき、素早い兆候検知に至らない場合がある。このため同社は、波形解析ソフトウェアライブラリー「ForeWave」に、振動や音響の波形データをリアルタイムにエッジ領域でAI解析する商品メニューに「ForeWave for AE2100」を追加した。
発売する商品によって、設備故障による振動や音響の変化をいち早く検知し、管理者や現場オペレーター、保全技術者などにリアルタイムに通知することができる。判別モデルを入れ替えるだけで、さまざまな設備の異常兆候検知に利用できる。
標準価格は80万円(税別)。「AE2100」と関連ハードウェアは別売りになる。
残り50%掲載日: 2019年11月7日 | presented by 建設通信新聞