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  • 建設キャリアアップシステム普及へ業界一丸/11団体・新春賀詞交歓会/働き方改革実現に向け決意新た

     建設業関係11団体は5日、東京都港区の東京プリンスホテルで2018年新春賀詞交歓会を開いた。主催者を代表してあいさつした日本建設業連合会の山内隆司会長は、4月から登録開始が予定されている建設キャリアアップシステムについて、「わが国の建設業界が1つの目的に向かって突き進む初めての機会でもある」とした上で、「業界が一丸となって種々の困難を乗り越え、突き進むことが不可欠」と改めて強調した。また、業界を挙げて長時間労働の是正や週休2日の定着に取り組み、「建設業の働き方改革の実現を目指していく」と決意を新たにした=写真。 山内会長はキャリアアップシステムを「300万人を超す、すべての技能者とすべての工事現場の登録を目指す大事業」と位置付けた上で、「建設業の働き方改革のために政府からこれほどまでに積極的な支援をいただけるのはかつてないことであり、国土交通省を始めとする関係者と連携を密にしながら各建設業団体と個々の建設会社が普及と利用促進のための取り組みを進めていく」と力を込めた。

     

     来賓の石井啓一国交相は、「建設業は社会資本整備の担い手であると同時に、地域経済や雇用を支え、災害時の緊急対策を担うなど、地域の守り手として、また、活力ある未来を築く上で大きな役割を果たしている。今後も国民の信頼を得ながらこうした役割を果たしていくことが求められている」とし、政府が進める生産性向上の取り組みや人づくり革命への協力を呼び掛けた。

     

     引き続き、全国建設業協会の近藤晴貞会長が、ことしの干支である戊戌(つちのえいぬ)について、「戊は、万物が土台の上で繁茂し、栄えるさまをいうと同時に、繁茂しすぎると日当たり、風通しが悪くなり、患いが発生する可能性があるといわれている。戌は切り取るという意味をもっている」と説明し、「本年は、さまざまな障害が出てくる可能性もあるが、きっちりと刈り取って土台、基礎をつくる年というのが1年の大まかな流れになる」と述べ、乾杯した。

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    掲載日: 2018年1月9日 | presented by 建設通信新聞

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