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ジツタ/非GPS環境下でも有効/UAV誘導を自動化
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>測量機器およびソフトウェアの販売を手掛けるジツタ(松山市、山内延恭代表取締役)は、UAV(無人航空機)の自律飛行が困難な非GPS(全地球測位システム)環境下でも有効な誘導システム=写真=を3月から提供開始する予定だ。UAV誘導を自動化することで、従来、高度な操縦技術が求められてきたインフラ点検や工事測量への活用が見込まれる。
本システムは、同社が開発したソフトウェアを介してUAVと測量機器の通信・制御を行う。具体的には、UAVにレーザー光を反射する反射プリズム(コーナーキューブ)を取り付け、トータルステーションで追尾。UAVの座標をリアルタイムで計測し、タブレット端末に送付する。目標点との差分を内蔵されたソフトウェアが計算し、プロポ(送信機)に移動指示を送信する。
事前に航路データを作成することで始動から着陸まで自動化し、非熟練者でも運用できる。UAVは1cmの位置精度で誘導できるほか、点検の際には、対象物へ1m以下まで接近して撮影などが可能になる。
システム導入に当たっては、既存の機体と測量機器を使う。価格については未定だが、同社では利用した分だけ課金する従量制を想定しており、初期費用や運用コストが低く抑えられるとしている。
残り50%掲載日: 2018年1月9日 | presented by 建設通信新聞