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地盤データの統合推進/川田テクノ、地層研が業務提携
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>川田テクノシステム(東京都北区)と地層科学研究所(神奈川県大和市)は、地層の3次元シミュレーション分野で業務提携した。建設系3次元設計CAD『V-nasClair』(ヴィーナスクレア)と地層科学研究所が持つ地層分野の高度な解析技術が融合することで、BIM/CIMの高度利用を実現する。
地盤分野のBIM/CIMは、データの特殊性から他分野に比べて進展が難しいのが実情だ。一方、地盤条件は土木設計の基本データとして重要な要素になるため、BIM/CIMを高度利用するには構造設計、数量計算、環境分析などに使う各種属性情報との統合が欠かせない。
今回の事業提携により、両社のコア技術を融合することで、ヴィーナスクレア上で動作する3次元地盤モデリングシステムを共創する。設計段階から一気に3次元モデルを自動作成することが可能になる。
さらに、川田テクノシステムは3次元モデルからダイレクトに構造設計するシステム開発に取り組んでおり、それらのシステムと合わせて地盤分野と土木設計分野に活用できる3次元設計システム群の構成を目指している。
同社は、3次元を超えて4次元、5次元へと進化していく“n次元CAD”をヴィーナスクレアの開発コンセプトに掲げる。多様化するBIM/CIMニーズに対応するため、業務提携を進めており、今回はエムティシー、綜合システムに続く第3弾となる。
残り50%掲載日: 2019年12月11日 | presented by 建設通信新聞