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大林組/水中点検ロボの耐水性能向上/深度150mまで対応、桟橋下面点検ロボも改良
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大林組は、水中点検ロボット「ディアグ」と桟橋下面点検ロボット「ピアグ」を改良した。ディアグは、ダムなど水中構造物の点検を行う遠隔操作型無人探査機。耐水性能を高め最大深度150メートルにまで対応できるようにした。従来タイプは100メートルだった。ピアグは搭載カメラを高機能なタイプに切り替え、ひび割れの幅や長さを自動で検出できるようにした。
ディアグはこれまでは前後と垂直の移動しかできなかったが、左右移動用の推進機も追加搭載した。周囲監視カメラも新たに設置して、点検時の衝突・接触などを回避しやすくした。ジャイロ効果を利用した独自の姿勢制御装置「アクアジャスター」やハイビジョンカメラなどは従来通りで、水流がある中でも鮮明な画像を撮影して点検できる。
ピアグはコンクリート桟橋を下部から撮影して点検するロボット。搭載カメラを5000万画素タイプに切り替えた。これによりひび割れの幅や長さを自動で検出できるようにした。アクアジャスターも搭載しており、水上の姿勢を制御できるようになっている。
インフラメンテナンス国民会議(冨山和彦会長)らが4~6日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開いた展示会「社会インフラテック」で出展した。
残り50%掲載日: 2019年12月24日 | presented by 日刊建設工業新聞