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三井住友建設、日立ソリューションズ/鉄筋出来形を自動検測/TOFカメラで生産性3倍
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>三井住友建設と日立ソリューションズ(東京都品川区、星野達朗社長)は、TOFカメラを活用した鉄筋出来形自動検測システムを共同開発した。TOFカメラを搭載したタブレットなどで撮影するだけで、鉄筋径・配筋間隔の計測、帳票作成までをリアルタイムで自動出力できるため、従来の計測方法に対して施工管理者が検測作業に拘束される時間が3分の1に短縮できるという。
TOFカメラ仕様例
システムは、デジタルカメラなどに使用され色彩を判別することが可能なRGBカメラと、対象物に照射した光が反射して戻ってくるまでの時間から距離を計測できるTOFカメラを活用した。2つのカメラで撮影した画像を合成することで、鉄筋径と配筋間隔を計測する。
TOFカメラを利用することにより、RGBカメラだけでは判別が困難だった多段配置された鉄筋でも、的確に対象の鉄筋を抽出して計測することが可能となる。計測結果はデータとして記録し、検査写真、帳票を自動作成する。高度な技術が不要なため、誰でも容易に検測できるようになり、人手不足解消に貢献する。
残り50%掲載日: 2019年12月24日 | presented by 建設通信新聞