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AIで作付け把握/農地管理の高度化支援/パスコ、インドネシア航空宇宙研と実証実験
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>パスコは、インドネシア航空宇宙研究所(LAPAN)と同国での地球観測衛星データ活用に関する実証実験を開始した。同社のAI(人工知能)技術を活用して衛星画像から、ほ場の広さや作付け状況などをより正確に把握できる技術を確立することで農地管理の高度化を支援する。
同社が2018年10月にLAPANと協力合意を締結した衛星データ活用プラットフォームシステム(ReDaNoシステム)構築に向けた活動の一環。
同国では、ほ場の6割以上が山間部に位置することや露地養殖が盛んに行われており、衛星画像や航空写真の目視判読には限界がある。このため、実証実験では、異なる分解能を持つ地球観測衛星からAI技術を活用して効率的かつ自動的に農地ポリゴンを抽出し、ほ場面積や場所を推定、定期的にモニタリング可能な技術の確立を目的としている。パスコは、AI技術に関して、日本の環境で実績のある自動抽出アルゴリズムをインドネシアの環境に対応するようチューニングし、精度を高める計画だ。
実証実験で得られた成果は、同国の農地マップの更新や水路整備の適正地選定、農地管理の向上支援などに活用していく。
残り50%掲載日: 2020年1月7日 | presented by 建設通信新聞