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  • 群馬建協がコロナ影響調査/発注者のテレワーク、連絡体制に課題

     新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、発注機関でも取り入れられているテレワーク(在宅勤務)が、工事の進捗に影響を与えている。

     

     群馬県建設業協会(青柳剛会長)が、国土交通省や県の職員のテレワークによる工事への影響を会員に聞いたところ、247社中133社、全体の53.8%が影響あり(大いにある・ある・多少はあるの合計)と答えた。

     

     その内容としては、回答企業の半数以上が「連絡や指示がうまく伝わらない」「なかなか連絡が取れない」とし、「検査や打ち合わせの簡素化が図られず、結果として進捗に影響している」も3割近くが選択した。

     

     このほか、「4月の人事異動とテレワークが重なり最悪の状態」「担当職員が不在の場合、引き継ぎがされていないため回答が遅れる」といった声も寄せられている。

     

     国交省は、業務効率化などの観点からもテレワークを推進していく方針。青柳会長は「これまでは急場しのぎの“仮設”だったが、この間に明らかになった問題点を整理し、ルールをしっかりとつくった上で“本設”に移るべき。現場でものづくりをする建設業にテレワークを定着させるためには、いままで以上に密な連絡体制が求められる」と指摘している。

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    掲載日: 2020年5月18日 | presented by 建設通信新聞

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