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新型コロナ対応/国交省が対策指針策定/3密回避事例を拡充
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は、建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを策定した。現場だけでなく、オフィスでの対策や入札契約に関する内容など、建設業に特化した事業者が参考にできる対応を盛り込んでいる。あわせて、「建設現場『三つの密』の回避等に向けた取組事例」も拡充。建設企業からの意見を踏まえ、内装工事の取り組み事例などを追加で掲載した。
政府の新型コロナウイルスの対処方針では、公共工事のほか、インフラ運営関係(電気、ガス、上下水道)、家庭用品のメンテナンス関係(配管工・電気技師)などは事業継続の要請対象となっている。完全な感染症の終息までの期間が長期にわたることを考えると、事業を継続しながら一層の感染予防・防止に取り組む必要がある。
ガイドラインでは、事業者に対して、建設現場や現場事務所を含むオフィスでの「感染防止のための基本的な考え方」と「講じるべき具体的な対策」を整理して提示。工事の一時中止など入札契約関する対応や、感染拡大の防止対策費用を設計変更の対象とするなど設計積算の取り扱いについても記載している。
ガイドラインの策定とあわせて拡充を図った「建設現場『三つの密』の回避等に向けた取組事例」には、内装工事など室内の現場における取り組みを追加した。内装仕上げや設備工事といった室内の作業では工事エリアごとに区画を設定して作業するなどの工夫や作業用エレベーターに3密の回避のための使用ルールをあらかじめ設定しておくことといった対策を示している。
残り50%掲載日: 2020年5月19日 | presented by 建設通信新聞