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  • 作業者安全モニタリング/ゲートウェイなしで生体情報/戸田がフィールドテスト/村田製作所

     村田製作所は、ヘルメット取付型センサーデバイスを使った「作業者安全モニタリングシステム」のセルラーLPWAモデルを新たに開発した。建設現場にゲートウェイを設置しなくても、遠隔・リアルタイムで作業者の生体情報や周辺環境を広域でモニタリングできる。6月から戸田建設がフィールドテストを実施し、7月から販売を開始する。

     

     近年、建設現場では、厳しい夏の暑さの中で、熱中症や過労・体調不良といった作業員の作業環境の悪化に気づけないことが課題となっている。同社では、2019年6月から作業者安全モニタリングシステムのSub-GHz帯特定小電力無線モデルを戸田建設と共同開発して販売した。ただ、電気設備工事の作業など毎日、作業する現場が変わる場合や広範囲で作業する土木現場などでは、ゲートウェイを設置する必要がある点が課題となっていた。

     

     セルラーLPWAモデルは、ゲートウェイを設置しなくても、公衆通信網(基地局)を使って作業者の情報を直接、クラウドに収集可能で、多様な作業現場の状況にあわせてシステムを提供できる。Sub-GHz帯特定小電力無線モデルの機能に含まれている熱ストレス対応や転倒、落下の検知のほか、GPS(全地球測位システム)による位置検知もできる。

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    掲載日: 2020年5月26日 | presented by 建設通信新聞

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