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日立建機/スマホのアプリで/手軽に土量を計測/6月中旬からサービス提供
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日立建機は、スマートフォンの専用アプリケーションを使って計測対象を動画撮影するだけで、土木工事によって発生する土量を定量的に把握することができるサービス「ソリューション リンケージ サーベイ」の機能を強化。6月中旬からスマートフォンで手軽に土量の計測ができるスタンダード版と、施工現場の進捗管理ができるアドバンス版の提供を開始する。
スタンダード版は、国土交通省が運用している契約が不要な無償の測位補強サービス(SBAS)を利用。これまで位置情報の取得に必要だった有償のサービス契約の必要がない。従来と同様にスマートフォンの専用アプリケーションで動画撮影するだけで、手軽に土量を計測できる。
アドバンス版は、位置情報を取得するGNSS(衛星測位システム)アンテナを1周波から2周波に変更することで、これまで最長で十数分かかっていた高精度測位までの準備時間を1分程度にまで短縮。工事が進捗した個所をアドバンス版によって撮影して作成した3次元点群データと、工事を行う前の現況データを比較することで、出来高数量の算出など工事の進捗管理に役立つ。
福井コンピュータのデータ共有クラウドサービス「CIMPHONY Plus」との連携によって、遠隔地の関係者ともウェブブラウザ上で現場の進捗状況や土量をリアルタイムに共有することができる点も特徴となる。
6月中旬からスタンダード版を無料で試用できるキャンペーンを実施。アドバンス版は日立建機日本を通じて、初期費用やスマートフォン本体、付属品の購入が不要な月額レンタルの提供に乗り出す。
残り50%掲載日: 2020年6月3日 | presented by 建設通信新聞