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打撃工法の騒音改善/杭打ち防音装置を実証/全基連
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>全国基礎工事業団体連合会(梅田巖会長)は3日、千葉県佐倉市の丸泰土木佐倉機材センターで防音装置エコハウス「おとなし君」を使った打ち込み杭施工管理装置の実証実験を行った=写真。油圧ハンマーによる打撃工法(フライングハンマー工法)で、経900mm、長さ17mの鋼管杭を打設し、計測用ソフトの動作を確認した。
梅田会長は実験前に「打撃工法の件数は少なくなったが、騒音が原因だと思う。それを改善したほか、安全性・経済性の向上に工期短縮など使い勝手も改良した」と技術開発の意図を説明した。
実験では、エコハウス「おとなし君」を装着した杭で、打撃時の貫入量とリバウンド量を、装置下部の透明アクリル窓を通してサンプリングモアレカメラで計測するため開発したソフトの動作と、計測可能範囲を確認した。
エコハウス「おとなし君」は、打撃工法の騒音問題を克服し市街地での施工をしやすくするため開発された。杭心から4-7m離れると騒音規制法の基準値85dBをクリアできる。設置・撤去の簡単さや内部状況の確認しやすさにも配慮した。
残り50%掲載日: 2020年6月4日 | presented by 建設通信新聞