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  • 9ヵ月連続の減/民間建築の下落顕著/国交省、4月工事受注

     国土交通省は、4月の建設工事受注動態統計調査報告をまとめた。全体の受注高は前年同月比1.3%減の5兆8315億円で、9カ月連続の減少となった。特に民間受注の下落が顕著で、昨年4月から13カ月連続で減少。消費増税に関連して減少が続いていたが、足元では新型コロナウイルス感染症が影響し、小規模な建築工事を中心に受注が落ち込んでいる。

     

     受注高を業種別でみると、総合工事業が12.2%減の2兆9239億円、職別工事業が1.6%増の9729億円、設備工事業が19.6%増の1兆9348億円。

     

     元下別では、元請受注高が1.6%減の3兆6648億円、下請受注高が0.7%減の2兆1667億円だった。元請受注高を発注者別にみると、公共機関からの受注は3.2%増の1兆0050億円で、3カ月連続の増加。民間等からの受注は3.3%減の2兆6598億円で、13カ月連続の減少となった。

     

     公共機関からの受注のうち、1件500万円以上の受注工事額は6.0%増の9453億円。内訳は、国の機関からの受注が7.3%減の3791億円、地方の機関からが17.2%増の5662億円だった。

     

     民間等からの受注は、1件5億円以上の建築・建築設備工事が3.5%減の4719億円。主な発注者の状況としては、不動産業が136.4%増の2000億円、製造業が40.7%減の593億円となっている。

     

     1件500万円以上の土木・機械装置等工事は、36.7%増の7971億円だった。

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    掲載日: 2020年6月18日 | presented by 建設通信新聞

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