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  • コロナ禍の株主総会/“建設”でも戸田を皮切りに継続会

     新型コロナウイルス感染拡大は、株式会社にとって年に一度の重要な場となる「定時株主総会」にも影響を与えている。その1つが、決算や監査手続きの遅れだ。事態を重く見た政府、行政、経済界が連携して対応支援を打ち出したのが、「定時株主総会」そのものを当初予定時期からずらす延期と、延期をしない代わりに2回に分けて開く継続会(2段階方式)、オンライン株主総会だ。25日、上場企業の業種別分類である「建設セクター」で戸田建設が初めて継続会の定時株主総会を開いた。

     

     上場企業の約65%を占める3月期決算会社の場合、定時株主総会は6月下旬開催に集中する。株主総会の延期は2011年の東日本大震災時、東北に本社を置く企業で例はあった。ただ延期すると配当や議決権行使の基準日変更による対応の難しさがある。一方、剰余金処分や取締役選任などの事項を最初の株主総会で決めたあと、間に合わなかった計算書類の承認や報告を後日行うのが継続会だ。

     

     継続会の定時株主総会を決めた「建設セクター」企業は、ゼネコンで戸田建設のほかナカノフドー建設と設備の大成温調の計3社(適時情報開示での把握)となった。

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    掲載日: 2020年6月26日 | presented by 建設通信新聞

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