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丸紅、CACH、丸建リース/切梁軸力をモニタリング/異常、メールで自動通知
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>丸紅と、IoT(モノのインターネット)関連機器を開発しているCACH(東京都品川区、鈴木良昌代表取締役)、丸紅建材リースは、重仮設資材(切梁)の軸力をモニタリング測定する「IoTによる切梁異常検知・自動通知システム」の評価版(試行版)の提供を始める。丸紅建材リースが扱う切梁に同システムを設置する。
地下構造物や建築物の地下部分を施工する際に、土留め壁を支えるために設置する切梁は、設置後に定期的に現場管理者が油圧ジャッキを目視確認したり、センサーや計測装置を設置して異常の有無を監視する必要がある。巡視時や機器取付時の転落事故や、現場管理者不足による計測器の見落としなどが課題となっていた。
今回開発したシステムは、切梁の異常を検知・自動通知するIoTデバイスを鋼材の出荷時点で設置しておくため、現場での機器の取付作業などが不要で、安全性が向上するほか、省力化にもつながる。切梁にかかる軸力のデータは、無線通信で自動的に送信・保存され、時系列で表示でき、遠隔地でもデータを確認できる。異常がある場合、現場管理担当者が保有するスマートフォンやタブレットにメールで知らせる。
評価版の提供によって、システムに対する顧客からのニーズを把握し、CACHによる技術改良や、丸紅建材リースによる重仮設鋼材の新機能創出につなげる。
残り50%掲載日: 2020年7月3日 | presented by 建設通信新聞