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九州豪雨・人吉市中心部の浸水深は最大10m/国際航業が衛星データから解析
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国際航業は、九州南部豪雨災害に関する災害調査活動として、衛星データに基づくSAR(合成開口レーダー)画像を解析し、特に浸水被害が大きかった熊本県中心部の浸水深推定図と広域の浸水範囲推定図を作成した。同社は、内閣府が進める戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期の「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」に参画し、衛星データを用いた浸水範囲などの解析技術開発を行っており、今回はSIPから提供を受けたALOS-2データから作成した。
人吉市の浸水深は、主に耕作地や市街地以外の平野部ではALOS-2画像を参考に、市街地はSARでは浸水状況が把握しにくいため、報道などの写真を参考として推定。球磨川と万江川の合流する付近では最大で10m近い浸水深となっている可能性が示されている。
また、浸水範囲は球磨川中流部の人吉盆地と下流の八代平野を中心に広がっている状況が示されている。
残り50%掲載日: 2020年7月9日 | presented by 建設通信新聞