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大成ロテックとKDDI/合材オーダーをクラウド化/工場の省人化に貢献
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大成ロテックとKDDIは、アスファルト合材のオーダーシステムをクラウド化し、顧客のニーズに合わせた機能追加が可能なプラットフォーム型オーダーシステム「アスプラネットシステム」を共同開発している。受発注業務のオンライン化により、合材工場の省人化や工場・顧客双方の利便性向上につなげ、道路舗装業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させることを目指す。
夜間や休日に実施されることも多い舗装工事ではアスファルト合材を製造・販売する合材工場もそれに合わせて夜間や休日の電話やファクスでの受発注に対応する必要があり、受発注者双方の作業負担が大きな課題となっている。
両社は、こうした課題に対してICTを導入することで、アスファルト合材を発注する顧客と受注する合材工場の双方で省人化・利便性を向上させることを目指して検討を重ねてきた。
2019年4月には、「アスプラネットシステム」開発のフェーズ1として、アスファルト合材の受発注システムをクラウド上に構築し、国内工場の7拠点を接続することで、業務の見える化による社内連携強化を試み、業務効率化につなげている。また、発注側の顧客とのやりとりをスマートデバイスでも可能とし、双方の利便性を向上させる基盤を構築した。
6月からは、フェーズ2として、製品オーダー・品質管理・営業サポートに関わる依頼を顧客のパソコンやモバイル端末から簡単にできるようにする機能拡張に着手した。これにより、大成ロテックと顧客双方のコミュニケーションを円滑化し、利便性向上に貢献できるシステムとすることを目指す。顧客側への提供開始時期は、追加機能も含めて20年度中としており、順次全国へ展開させていく予定だ。
残り50%掲載日: 2020年7月17日 | presented by 建設通信新聞