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大日本土木/ビーコンアラートがNETIS登録/手軽に安全監視
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大日本土木が計測ネットサービス(東京都北区)と共同開発した建設現場のビーコン安全監視システム「ビーコンアラート」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された。現場の注意個所に設置したビーコンに作業員が近づくと、携帯するスマートフォンが音声や振動、画面表示で警告を発し、注意喚起する。国交省中部地方整備局の「平成30年度名二環飛島大橋右岸東床版工事」などで導入されている。
具体的な例として、バックホウの後端など建設機械の死角部分にビーコンを設置することで、作業半径内に作業員が近づくと警報を発し、作業の安全を確保する。フェンスやカラーコーン、看板など安全設備で立ち入りを制限する従来の方法に比べ、安全設備の設置手間が省けることから約30%のコストダウンを図ることができる。
警告メッセージが発報する距離はスマートフォンに搭載するアプリで簡単に設定できるため、墜落危険個所、安全帯必携個所、通路の段差、階段・はしごなど昇降設備などがある場所で、手軽に安全監視システムを構築できる。
現場管理者用のスマートフォンでは、発報した時刻、位置、頻度などを記録することも可能で、過去の発報履歴を分析し、より効果的な監視システムを構築できる。
同システムは計測ネットサービスが販売、レンタルしている。
残り50%掲載日: 2020年7月17日 | presented by 建設通信新聞