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NECら3社/再資源化処理に最新ICT/下期以降、本格導入
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>NECと石坂産業(埼玉県三芳町、石坂典子社長)、インテルの3社は、石坂産業の再資源化処理プラントに最新のICTやローカル5G(第5世代移動通信システム)などのネットワーク技術を導入する実証実験を実施する。2020年度下期以降、本格導入する。
廃棄物処理業ではいま、人手不足が深刻な問題となっているほか、粉じんも多く、労働環境の改善も課題となっている。
3社は、トラックで搬入した廃棄物の容積をレーザーセンサーで自動計測する実証実験をスタートする。これまで持ち込まれた廃棄物は、担当者がメジャーで容積を測定して等級品目によって処理費用を決めており、属人的な作業やエリアに配備する担当者の確保などが課題となっていた。
これを自動計測できるようにし、将来的には映像で等級品目を分析する手法も組み合わせ、廃棄物査定の遠隔・自動化を目指す。
実験の第2弾では、ローカル5Gを使った重機による廃材処理作業の遠隔操縦や自律運転、プラント処理の映像監視などに取り組む。
NECは、AI(人工知能)技術や遠隔・自律制御技術の導入、ローカル5Gによる大容量データの活用提案・実証、石坂産業は廃棄物処理プロセスの知見提供と実験プラントの提供、インテルはローカル5G構築やAI実装支援をそれぞれ担当する。
残り50%掲載日: 2020年7月30日 | presented by 建設通信新聞