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エアロセンス/固定翼産業用ドローン/高速で50㌔飛行
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>エアロセンス(東京都文京区、佐部浩太郎社長)は、固定翼産業用ドローン「AS―VT01 AEROBO Wing(エアロボウィング)」を発売する。1㎏までの荷物を搭載して垂直離着陸ができ、最高時速100㎞で50㎞までの飛行が可能だ。従来機では制約がある広大な土地の自動測量や山間部の設備保守・点検などでの活用が期待できる。10月の提供開始を予定し、販売価格は550万円(税込み)。当面の販売目標は100台としている。
エアロボウィングは、従来機で培った回転翼による垂直離着陸技術と固定翼を組み合わせ、固定翼機の高速性や燃費効率などのメリットと、狭い場所や不整地などでも離着陸場所を選ばない回転翼機の離着陸性を兼ね備えており、さまざまな用途に対応できる。
最大飛行距離は従来機の10㎞から50㎞まで伸ばし、最高速度は時速100㎞、巡航速度は時速75㎞、最大使用可能時間は40分となっている。
また、推力重量比に余裕を持たせた設計とすることで1㎏までの貨物を運搬することができる。高解像度カメラの搭載も想定しており、インフラ点検や農業などの産業分野での活用拡大を見込んでいる。
佐部社長は「創立当初から垂直離着陸型固定翼ドローン(VTOL)の製品開発は手がけており、5年かけてようやくユーザーに提供できる製品が完成した。人には困難な作業をユニークなドローンハードウェアで解決して社会に貢献し、成長していくことを目指している。VTOLはそれに対する非常に有効な手段だ」と述べた。
残り50%掲載日: 2020年8月7日 | presented by 建設通信新聞