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鹿島/建機自動化システムの開発加速/神奈川県小田原市に実験フィールド開所
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>鹿島は、建設機械の自動化システム「クワッドアクセル」の開発を加速させる。神奈川県小田原市にある同社機械技術センターの隣接地に、開発技術を検証する実験場「西湘実験フィールド」を開所した。広さは約2ヘクタール。従来の実験は施工中の建設現場で現場作業に支承を及ぼさない範囲に限定されていたが、フィールドの整備により、自動化技術の対象作業や機種を広げた実験を自由に行うことが可能になる。
同社が開発を進めるクワッドアクセルは、汎用の建設機械に衛星利用測位システム(GPS)やジャイロ、レーザースキャナーなど計測装置や制御装置を搭載し、建設機械の自動運転を実現する。
従来のリモコンなどによる遠隔操作とは異なり、人がタブレット端末で作業指示を出すことにより、複数の建設機械が自律的に判断し、作業を行う世界初の技術として注目を集め、16年度の土木学会賞技術開発賞や第19回国土技術開発賞最優秀賞を受賞している。残り50%掲載日: 2017年9月21日 | presented by 日刊建設工業新聞