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NECネッツエスアイ/設備を総合監視制御/スマートビル事業 2025年に規模100億
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>NECネッツエスアイは、スマートデバイスを使ったリモート監視と稼働状況の自動収集によって設備を総合的に監視制御する次世代型ビルオートメーションシステム「Butics-AX」(ビューティクス-エーエックス)の販売を始めた。ビューティクスシリーズを含め、スマートビルディング事業を2025年までに100億円規模の事業体に成長させる考えだ。
「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)の改正やサイバー攻撃への対策など、ビルのシステム・設備を取り巻く環境は大きく変化し、働き方改革の推進によってさまざまなシステム・ツールを使った業務の効率化も求められている。同社では、ビルの省エネ対策、空調・照明などの監視・制御などを実施するビルオートメーションシステムとして「ビューティクスシリーズ」を展開している。
今回のAXは、既存のビューティクスシリーズの画面の見やすさといった機能・操作性の優位点は継承しつつ、スマートデバイスによるアクセス機能を加え、施設管理を省力化する。スマートデバイスを活用することで、中央監視室だけでなく作業現場や遠隔の保守拠点からでもウェブブラウザ上から操作できるインターフェースを採用した。
受変電や空調、照明などをリモート操作できる従来の構成に加え、ゾーンコントローラーなど小型の汎用コントローラー製品を使った構成も選択可能で、既存の設備を生かしながら、用途や規模に応じたリニューアルが可能になる。建物内の空調、照明、電源設備の最適制御のほか、エネルギー供給源の管理や消費電力量の見える化といったエネルギークラウド(BEMSクラウド)とも連携できる。
残り50%掲載日: 2020年9月1日 | presented by 建設通信新聞