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りんかい日産、ISP/小型船舶検出システム開発/高解像度カメラで監視
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>りんかい日産建設とシステム計画研究所(ISP、東京都渋谷区、門脇均代表取締役)は、港湾工事で工事場所に近寄る一般小型船舶を検出できる「AI船舶警戒システム(アイシップ)-MIHARU」を開発した=写真。国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)にも登録した(登録番号・KTK-200006-A)。
航路に近接する港湾工事では、漁船などの小型船舶の安全に配慮した施工管理が求められる。一般的には監視船と監視員が目視で確認しているものの、見逃しなどのヒューマンエラーが発生するリスクもある。
アイシップは、現場に高解像度カメラを設置すれば、独自の画像処理技術で、約1㎞先の複数の小型船舶を検出し、モニターに表示する。小型船舶が監視エリア内に侵入するとパトライトなどで自動的に警報を発し、監視員に注意喚起する。検出対象の船舶は、カメラ方向に向かってくる船幅3-4m、速度10ノット以上の小型船舶としている。強雨、濃霧、降雪、夜間の運用はできないものの、特にAIS(船舶自動識別装置)やレーダーを搭載していない一般小型船舶の安全監視や一般小型船舶の接近を早期に検知したい現場などで効果が高く、監視員の監視業務を補完できる。AISや船舶用レーダーを使うための無線局申請や各種無線技士といった資格を必要としないこともメリットとなる。
残り50%掲載日: 2020年9月7日 | presented by 建設通信新聞