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  • 橋梁向け合成床版/配筋検査を自動化/JFEエンジACESドローンとAI活用

     JFEエンジニアリングと、AI(人工知能)アルゴリズムソリューションの開発・提供を行うACES(東京都文京区、田村浩一郎CEO)は、橋梁工事向け合成床版の配筋検査の自動化システムを共同開発した。

     

     橋梁の施工現場での配筋検査は、メジャーを使った手計測による検査が一般的で多くの時間と人員が必要となっている。このため、両社はドローンによる写真撮影と画像認識AIを活用して配筋検査を自動化するシステムを開発した。同システムの開発は世界初という。

     

     システムは、ドローンで施工範囲全体を撮影しAIを使った画像解析により鉄筋を認識することで、鉄筋の配置検査を行う。その後、結果を3D表示し、自動帳票を作成する。システムを採用することで、最大75%の省力化が期待できることを確認したという。また、従来の一部個所の抜き取り検査に対して橋長全体の検査・記録が可能となり、検査の確実性と信頼性が向上する。

     

    3652新システムの概要

     

     システムは、国土交通省が2019年4月に公募した「建設現場の生産性を飛躍的に高める革新的技術の導入・活用プロジェクト」で、鋼橋メーカーが提案した技術として唯一採用され、導入効果と実用性の高さで最高評価を獲得した。20年度も引き続きプロジェクトに選定されており、適応範囲の拡大に向け開発を進めている。

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    掲載日: 2020年9月10日 | presented by 建設通信新聞

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