建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
特定技能/「土工」で技能評価試験/鉄筋継手に続き建設分野2職種目44人が受験
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>建設技能人材機構(JAC)は15日、在留資格「特定技能」に基づく技能評価試験について、「土工」職種で実施した。技能実習や外国人建設就労者受入事業(特定活動)などで国内に在留している受験生44人が静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで取り組んだ=写真。特定技能の技能評価試験は8月28日に実施した「鉄筋継手」に続いて2職種目となる。試験結果は2週間後をめどに発表する。
建設分野における特定技能の国内試験は、2020年度からの受験資格の緩和により、これまで受験を認めていなかった技能実習など活動計画の作成が求められる在留資格で活動中の外国人の受験が可能となったことを受けて実施した。
新型コロナウイルスの影響などで、建設分野の特定技能の就労者は現状、技能実習などからの移行者に限られ、技能実習がない職種では受け入れが難しい状況にあった。そこで受験資格の緩和を機に、技能実習がない「鉄筋継手」と「土工」が先行して国内での試験に乗り出した。
今回の土工試験の受験者の在留資格をみると、技能実習生・特定活動が32人と大部分を占めるものの、他職種で既に特定技能の資格を保有している外国人も5人受験している。
特定技能の資格保有者が試験を受験するのは、試験合格により職種の追加が認められるからだ。例えば、「とび」の技能実習修了者が、「土工」試験に合格することで、両職種の特定技能の業務に従事が可能となる。関連する複数職種に従事できるようになれば、現場の中核を担える外国人技能者が誕生することになる。
残り50%掲載日: 2020年9月16日 | presented by 建設通信新聞