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件数、負債額 過去30年で最少/上期倒産は12年連続減/商工リサーチ
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>東京商工リサーチは2020年度上半期(4-9月)の建設業倒産(負債額1000万円以上)状況を公表した。件数は前年同期比22.7%減の565件で、1990年度以降の30年間で最少。上期件数も09年度以降、12年連続で前年同期比で下回った。
業種別では、総合工事業23.5%、職別工事業15.1%、設備工事業33.1%とそれぞれ減少した。地区別でも、前年同期と同数だった北海道を除く8地区すべてで減少。5.5%減と1桁の減少にとどまった近畿以外はすべて2桁の減少となった。
負債総額も24.0%減の477億8200万円と2年連続で前年同期を下回った。90年度以降で最小額。
今後の見通しについて、東京商工リサーチは「コロナ禍による景況悪化で、企業の設備投資の見直しなどから工事の中止・延期が増加しかねない。今後は緩やかながら倒産が増える可能性がある」と分析している。
◆9月単月は83件
9月単月の建設業倒産件数は前年同月比28.4%減の83件だった。9月単月の件数として過去30年で最少。新型コロナウイルス関連倒産は3件(累計29件)だった。
残り50%掲載日: 2020年10月12日 | presented by 建設通信新聞