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  • 製造現場/立ち作業の負担軽減/アルケリス、大和ハウスら/アシストスーツ

     アルケリス(横浜市、藤澤秀行CEO)、サンコロナ小田(大阪市、小田外喜夫社長)、大和ハウス工業は、製造現場での立ち作業の負担を減らすアシストスーツ「アルケリスFX」を開発し、13日から大和ハウス工業の全国9工場に順次導入を始めた。

     

     アルケリスFXは、アルケリスが販売する医療従事者の立ち作業を支援する「アルケリス」をベースに、サンコロナ小田の炭素繊維複合材料「フレックスカーボン」を採用し、軽量化を実現した。大和ハウス工業の工場での実証実験の結果を反映して開発した。

     

     作業員が中腰姿勢になると、一定の角度で膝を固定し、椅子に座っている状態にできる。これにより、立ち姿勢の維持や腰の曲げ伸ばし時に動かす脊柱起立筋の活動量を最大33%抑えることができるという。導入台数は計37台。

     

     戸建て住宅や事業施設などの建築部材を生産する工場では、作業員の身体負担が大きく、雇用確保の観点からも労働環境の向上が急務となっている。特に、鉄骨製品の溶接・組み立て加工などの作業は完全なロボット化が難しく、人手に頼らざるを得ない作業もあり、中腰姿勢が続くことで腰への負担や疲労の蓄積が問題となっている。

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    掲載日: 2020年10月14日 | presented by 建設通信新聞

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