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IoTで設備を診断・監視/関電工 初弾は空調機械
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>関電工は、IoT(モノのインターネット)を活用した設備の診断・監視サービスを立ち上げる。第1弾の診断対象として、ファンなどの駆動部を有する空調機械設備を設定した。現在、自社の設備を使い、ディープラーニングを用いた診断アルゴリズムの開発を進めている。2018年度中に、サービス提供を始める予定だ。このようなサービスを電気設備工事会社が手掛けるのは初めてという。
設備診断監視サービスでは、電力や温度、湿度、振動といった設備の運用データなどを長期間収集、蓄積するクラウドシステムを構築。ビッグデータを分析・解析し、故障の予兆検知や運用の改善、無駄のない効率的な保守メンテナンスなどに生かす。顧客にとっては、設備停止時間の縮減や維持管理費の低減などにつながる。
さらに、顧客が持つ設備のライフサイクルに携わることで、今後増大していく更新や改修の需要を着実に取り込む。新サービスを軸に、顧客の新規開拓も狙う。
まずは、比較的故障しやすく、故障した場合の影響が大きいといった観点から、駆動部のある空調機械設備をターゲットに据えた。今後は、電気設備などにもサービス対象を広げていく方針だ。
残り50%掲載日: 2018年2月20日 | presented by 建設通信新聞