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日建連/けんせつ小町活躍推進表彰受賞者発表/最優秀賞に奥村組・ならら小町
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は20日、第3回「けんせつ小町活躍推進表彰」の受賞者を発表した。最優秀賞には、奥村組の建築工事現場で活躍する「ならら小町」チームを選んだ。29社から100件の応募があり、選考委員会が最優秀賞1件、優秀賞4件などを選定した。表彰式は3月12日に東京・大手町の経団連会館で開く。
同表彰は、けんせつ小町の愛称で呼んでいる建設業で働く女性の活躍を支援したり、将来像を示したりすることで、働きやすい職場づくりを促すことを目的に行っている。最優秀賞の「ならら小町」は、医療施設工事の現場で組織され、発注者や設計者との打ち合わせで女性目線の意見を出したり、施工管理や検査、見学会、近隣行事などに女性が積極的に参加したりした。
受賞者、活動概要は次の通り。△会社=〈1〉活動主体・取り組み名〈2〉活動概要。
【最優秀賞】奥村組=電気設備職の女性工事所長が引っ張る大規模高度医療施設工事チーム「ならら小町」〈2〉大規模医療施設のICTシステム工事所長を設備職の女性が担当し、女性チームによる工事管理・建築との調整、将来のけんせつ小町など幅広い層を対象とした現場見学会を開催し女性が輝けることをアピール
【優秀賞】熊谷組=〈1〉けんせつ小町が推進KUMAGAI STAR PROJECT〈2〉けんせつ小町が発起人となった海外の社会貢献活動として、NPO法人と協働でミャンマーの施工現場周辺地域にある小中学校の校舎を建設するプロジェクト、通称クマスタを推進
△五洋建設=〈1〉ダイバーシティ推進室(障がい者雇用サテライトオフィス)〈2〉障がい者が勤務するサテライトオフィスを女性社員が管理者として運営。育児経験を生かし、障がい特性に応じたきめ細かな配慮を行い、年代、性別に関わりなく障がい者の就業機会を維持
△大成建設=〈1〉相乗効果による快適職場の創造「チーム虎ノ門2-10」〈2〉女性だけではなく男性の育児休暇取得や職長会とのコミュニケーションを向上。大多数を占める男性社員と協力をすることで快適職場を創造
△竹中土木=〈1〉組織的支援による女性技術者の「育児」と「監理技術者」の両立〈2〉子育て中の女性技術者が監理技術者の職務を遂行できるよう、会社の協力の下で組織体制を確立し、現場を運営
【特別賞】安藤ハザマ=〈1〉子育て中でも現場へ! 現場内のフォロー体制〈2〉社内初となる育児休業明けでの現場復帰。育児と両立させながら力を最大限に発揮できるよう、現場のフォロー体制を形成し、今後増えていく女性技術者の活躍を推進
△五洋建設=〈1〉技術研究所〈2〉次世代を担う子供たちに「建設業は面白い!」「建設業はすごい!」と心に刻んでもらうため、育児中の女性技術職が中心となり親子3世代見学会を開催。地域の教育施設からの社会見学も積極的に実施
△清水建設=〈1〉しば伍町〈2〉金ボス工事長が推進する明るく元気で誰もが働きやすい現場づくり
△竹中工務店=〈1〉建築主と共に進める輝く女性のものづくり〈2〉建築主・技術者・技能者がひとつのチームとなって環境整備を行い、女性がいきいきと活躍している建設業の魅力を社会に継続発信し、多くの人に建設業への憧れを抱かせる活動を推進
【奨励賞】北川ヒューテック=〈1〉3次元モデル活用働き方改革推進「金沢東環・チーム神谷内」〈2〉3次元モデルを活用し、男女の分業化と作業の効率化を進め、一人一人の生産性を向上し、労働時間を短縮。男女共に働きやすく、やりがいを持って継続的に活躍できる理想的なワークスタイルの構築。
残り50%掲載日: 2018年2月21日 | presented by 日刊建設工業新聞