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関電工/簡単にトンネル管路掘削/無電柱化へ小型掘削機
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>関電工は、無電柱化工事の円滑化を目的に、人力で簡単にトンネル管路を敷設できる小型掘削機を開発した。商店や住宅、駐車場の出入り口など、時間的な制約が大きく、開削工事を行いにくい個所に採用し、工程の見直しや近隣との協議などに伴う工事の中断を回避する。
簡易管路掘削機は、大きなドリル(オーガー)や先端ヘッド、押し引きレバーなどからなる本体とレール式のスライド架台、油圧ユニットで構成する。架台にセットした本体をテコの原理を使って人力で押し込む。
本体は、最大重量30㎏と軽量コンパクトで持ち運びや組み立てが容易なほか、特別な知識や技能も不要で簡単に操作できる。
延長1mのオーガーを継ぎ足していくことで、現時点では3mまでの施工を可能とした。小口径推進工法に比べ、工期短縮やコスト縮減も図れる。
自社用地で行った試験施工では、山砂の場合は1mを約9分、粘性土は約20分で掘削できた。同社は、既に基本技術は完成し、実現場への導入が可能なレベルに達したとしている。今後は実現場での試験運用に移り、利用拡大を目指す。
残り50%掲載日: 2018年2月26日 | presented by 建設通信新聞