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鹿島道路/置くだけで路面補修/接着剤不要、作業時間短縮
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>鹿島道路は10日、剥離紙をはがして舗装のひび割れ部分に置くだけで使用できる補修材「PMR99+」の販売を開始した。裏面が粘着層となっているため、従来品では必要だった接着剤の塗布が不要になり、作業時間を縮減できる。補修後は即時に交通開放でき、通過する車両の荷重で材料が路面のひびなどに進入して一体化することで破損の進行を防ぐ。
1枚当たりのサイズは500×500mmで厚さ5mm、重さは2.6㎏。目標販売数は年間1000セット、希望小売価格は4枚1セットで1万1000円(税別)としている。
同社は、別売りの接着剤を塗布して路面に貼り付けるひび割れ補修剤「PMR99」を2013年から販売しており、高速道路会社を中心に実績を上げてきた。簡便な作業で補修ができ、準備から作業完了まで10-15分程度で完了することから好評を得ている。ただ、利用者からはさらなる作業時間縮減と機能性向上が求められていた。こうした要望に応えるため、あらかじめ裏面が粘着層になっているPMR99+を開発し、製品ラインアップに加えた。
両製品はひび割れだけでなくポットホールの補修にも適用でき、その場合は適用個所を常温合材で埋めた後、飛散防止用の蓋として適用することで効果を発揮する。また、高粘度アスファルトで構成しておりガラス繊維などは混入していないため、将来的に適用個所の舗装を打ち替える際、廃材はプラントでの再生処理が可能となっている。
残り50%掲載日: 2020年12月10日 | presented by 建設通信新聞