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空室時通電を自動化、100万戸導入目指す/ENS
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>電気・ガスのOEM販売プラットフォームを展開するイーネットワークシステムズ(ENS、東京都新宿区、及川浩代表取締役)は、不動産管理会社向けに、管理物件の通電業務を効率化して収益向上できるサービス「CLS」(クラス)の提供を始めた。これまで大手不動産管理会社の管理物件で運用していた自動通電の仕組みを外販できるよう機能改修した。既に大手不動産管理会社7社で導入が決まっている。今後、管理戸数100万戸での導入を目指す。
不動産管理会社は、管理物件の専有部が空室になると新規入居者の内覧やハウスクリーニングを実施するため、通電手続きが必要になる。これまではブレーカーをあげるだけで良かったが、スマートメーターの普及によって、電気契約がない空室の電気を使用できなくなった。管理会社やオーナーの名義で電気契約を結んで通電するものの、契約申込や料金明細の入力、解約などが負荷となっている。
CLSは、管理会社が保有する賃貸物件の入退去情報を使って空室中に自動通電・切電し、全空室分の電気利用料を一括請求できる。退去から入居までのキャンセルや日程変更などの緊急対応も可能で、既に大手不動産管理会社で繁忙期を含む2年間の運用実績がある。1万戸を管理する管理会社の場合、年間300時間以上の業務負荷軽減が見込める。
空室中のデータ連携の仕組みを生かして、新しい入居者への電気・サービスの取り次ぎといったオプションサービスも提供する。
残り50%掲載日: 2020年12月18日 | presented by 建設通信新聞