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現場 見積もり 挑戦力/3つの支援サービス展開/リアル建設 「C-IMSS」開発加速
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【土木中心にマッチング】
リアル建設(東京都世田谷区)は、土木分野を中心とした建設業界相互支援システム『C-IMSS』(シーアイムス)の開発を加速している。▽現場マッチング支援▽見積もり支援▽挑戦力支援(外国人技能実習生の受け入れ)--の3つのサービスを柱に、新たな課題解決型プラットフォームの構築を目指す。2021年4月のリリースを予定している。
サービスイメージ
同社は、東京都発注工事を中心に土木工事の元請けから下請けまでを総合的に手掛ける「総合土木専門工事会社」としての知見を最大限に活用し、土木インフラと建設技能労働者の“2つの高齢化”など、建設業界のリアルな問題解決に貢献するサービスを提供する。
このうち、「現場マッチング支援」サービスは、発注者(元請け)と施工会社(下請け)の新たな出会いの場を提供し、受注機会の向上に貢献する。発注者はC-IMSSに案件を登録すると、施工者は受注希望を出せるほか、仕事の空き状況を登録し、発注者からのオファーを待つこともできる。
「見積もり支援」サービスでは、登録案件の情報が、提携する資機材の商社やメーカーに自動的に送られる。その情報を見た商社が見積情報を発注者に提供し、迅速な情報収集を可能にする。
「挑戦力支援」は外国人技能実習生を採用するシステムとなる。受け入れを希望する企業がC-IMSSで実習生を募集すると、その情報が監理団体に送られる。オンライン面接し、現地の送り出し機関から実習生が配属される。その際、日本の運転免許証の取得支援、日本語、建設業の仕組みなどの教育を施し、高い水準の実習生を獲得できるようにする。
メーカーや商社を招いて協賛企業向けに開いたC-IMSS説明会・懇親会で、慶野勝実ソリューション事業部兼管理本部長は「工事は今後もたくさん出ることが予想されている。ただ建設業界では高齢化や新規入職者の減少が急速に進み、施工力の供給が不足している。その課題を解決するプラットフォームにしたい」と説明する。
関東と関西エリアを皮切りに、サービスの提供を開始する予定だ。初年度の登録目標は1000社を目指す。将来的には全国展開し、土木分野を中心にしたマッチングサイトとしてサービスを提供し、建築分野にも拡大する方針だ。
残り50%掲載日: 2020年12月22日 | presented by 建設通信新聞