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  • 日本工営とグルーヴノーツ、福岡市/ミャンマーで廃棄物最適運搬/量子コンピューターを活用

     日本工営は、量子コンピューター関連ビジネスを手掛けるグルーヴノーツ(福岡市、最首英裕社長)と福岡市をパートナーとして、同市の姉妹都市であるミャンマー・ヤンゴン市で量子コンピューティング技術などを活用した最適な都市交通と環境づくりに向けた「グリーンリカバリー促進事業」を開始する。廃棄物管理問題に対し、安全性・エネルギー効率・社会環境保全を視野に入れながら、都市レベルの廃棄物戦略の策定と量子コンピューティング技術やAI(人工知能)技術を活用して収集運搬システムの整備を目指す。

     

     環境省の2020年度「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」に採択された事業で、「ヤンゴン市におけるAIおよびZEB技術導入によるグリーンリカバリー促進事業」の事業提案者である日本工営と、共同応募者の福岡市とグルーヴノーツのほか、AEON MALL SHWE TAUNG、三菱パワー、三菱重工&ターボチャージャが参画する。

     

     グルーヴノーツは、イジングマシンと言われる量子コンピューティング技術を活用した世界初の商用ソリューションとして、クラウドプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランプロックス)」の開発を行うテクノロジーカンパニー。日本工営は、同社が街を舞台にビッグデータやAI、量子コンピューターを駆使して快適で豊かな都市サービスを創出する「City as a Servics(SaaS)」に賛同し、両社が培ってきた技術やノウハウを共有し連携していくことで脱炭素社会の実現に貢献していく。

     

     例えば、廃棄物収集運搬業務に「MAGELLAN BLOCKS」を活用することで最も良いシフトや作業計画、運搬経路の作成などを容易に、かつ高速で行うことが可能になる。最適な人材配置、教務効率や運搬効率、生産性の向上を実現することで燃料消費やCO2排出量の削減につなげていく。

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    掲載日: 2020年12月23日 | presented by 建設通信新聞

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