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  • 廃校活用、全国初のICT研修施設/秋田建協、JCMA東北ら

    【アイコン実務者を実習で養成】

     

     秋田県建設業協会と日本建設機械施工協会東北支部、ドローン教習所運営のスリーアイバード(秋田県五城目町、伊藤驍代表)は、ICT活用工事の実務者を養成する総合研修エリア整備に着手した。2018年度の6月から7月にかけて試行研修を行い、8月からは秋田県内や東北地域から受講者を一般公募して研修を始める。

     

     整備する研修施設では、五城目町馬場目で廃校となった小学校を活用した「恋地スキー場・地域活性化支援センター(BABAMEBASE)」=写真=とスキー場のヤードを利用して、座学だけではなく実際の測量機器やソフト、ICT建設機械などを使った実習を中心に運営する予定だ。

     

     これまでに実施されてきた建設ICTに関するセミナーなどは、座学やデモンストレーションが中心となっており、3者は「団体や教習所が合同で行う実習の適用範囲や規模において、全国で初めてのケース」だと話している。

     

     3者は既に継続的な事業を行う「(仮称)建設ICT総合研修エリア運営協議会」の設立を目指して準備委員会を立ち上げており、今後、秋田県建設部や五城目町とも協力して事業を進める。

     

     予定している研修は、UAV(無人航空機)空中写真測量、地上型レーザースキャナー計測、計測データ処理、3次元設計データ作成、ICT建機施工など。UAVの操縦者と安全運行管理者講習も別途実施する。

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    掲載日: 2018年3月2日 | presented by 建設通信新聞

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