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  • 日合協/1.9%増2879万t/第4四半期 豪雪の影響想定

     日本アスファルト合材協会(石津健光会長)が会員企業を対象にまとめた2020年度累計(4-12月)のアスファルト合材製造数量(速報値)は、前年同期比1.9%増の2879万2744tで、上期(4-9月)までの減少傾向から増加に転じた。ただ、落ち込みが顕著だった前年同期の反動増によるもので、過去2年と同じく低調に推移する。協会担当者は「年度通期で4000万tを確保することは難しいだろう」とした上で、「前年(3912万t)を超える水準に落ち着くのではないか」とみている。

     

     製造数量の内訳は、新規合材が2.8%増の763万2215t、再生合材が1.6%増の2116万0529tだった。

     

     ブロック別では東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州が堅調な一方、北海道、北陸、沖縄は低調。北陸については2期連続で減少している。都道府県別では徳島、和歌山、長野、高知、鳥取が30-20%増加し、沖縄、東京、新潟、岐阜、愛媛が30-10%減少した。また、47都道府県のうち、増加したのは29府県となった。

     

     工場の稼働率(1日5時間、月20日稼働で算出した全国の工場能力を製造数量で割った数値)の全国平均は1.0ポイント増の37.7%。北陸と近畿以西の5地区が全国平均を下回った。

     

     第4四半期(21年1-3月)については、「北陸を中心に各地で発生した豪雪が道路舗装工事の発注に影響し、製造数量も停滞することが想定される」(協会担当者)としている。

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    掲載日: 2021年1月21日 | presented by 建設通信新聞

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