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  • MS&AD総研ら/ドローンで建物劣化診断/国内外問わず展開

     MS&ADインターリスク総研とNECネッツエスアイは、ドローンを使った建物劣化診断サービスを共同開発し、20日から提供を始めた。三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険を通じて国内外を問わず広く展開する。

     

     建物の屋上・外壁の災害による被害を減らすためには予防的な補修が重要だが、屋上や高所などでは定期的な劣化を調査できない事例がある。太陽光発電設備も出火や破損で発電量が低下する被害が発生しているものの、設置個所が高所・広範囲なため、点検が行き届かないケースがある。

     

     提供するサービスでは、NECネッツエスアイがドローンを使って工場や倉庫などの建物を空撮し、MS&ADインターリスク総研の建物劣化評価手法で劣化状況を診断する。調査時にドローンとZoomを組み合わせることで、遠隔地でも空撮映像を確認できる。ドローンを使うため、高所や屋上などで点検用の仮設足場の設置が不要になる。

     

     太陽光パネルでは、ドローンで上空から赤外線画像を撮影する。撮影した画像は、NECネッツエスアイの太陽光電池モジュール点検サービスのノウハウを使って解析することで、大量の撮影データから異常発熱個所を自動検出できる。

     

     今後、AI(人工知能)などを活用してサービスの簡略化・簡素化を目指すとともに、新サービスの開発も進める。

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    掲載日: 2021年1月21日 | presented by 建設通信新聞

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