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AIで生コン品質判定/プレキャスト工場に実装/會澤高圧コンクリら
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市、會澤祥弘社長)とアイザワ技術研究所(札幌市、同社長)は、AI(人工知能)を使った生コンクリートの品質判定技術を開発した。3月に同技術を使ったスランプ(生コンの柔らかさや流動性の程度を示す重要指標値)判定システムを自社のプレキャスト製品工場に実装し、品質管理の高度化や一部自動化に着手する。実際に稼働する生コン製造工場に、生コン品質にかかわるAIテクノロジーを実装するのは国内初という。
今回開発したのは、AIのディープラーニング(深層学習)を利用し、▽生コンの製造工程におけるミキサー内の練り混ぜ画像データ▽練り混ぜ後のコンクリートを一時的に貯留するホッパー内の画像データ▽コンクリート練り混ぜ中のミキサーの音響データ--の3つから生コンのスランプを即座に判定する基盤技術。
画像データが欠落するような過酷な使用環境でも安定的にスランプが判定できるように、画像と音響の双方のデータを補完的に使うのが特徴だ。
画像データによるスランプ判定正解率 (実測値プラスマイナス2.5cm以内)は、 99%以上と極めて高く、 音響データの判定正解率 (同)についても94%以上を達成したという。
残り50%掲載日: 2021年1月22日 | presented by 建設通信新聞