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日立製作所/再エネ電力見える化/環境意識向上に貢献
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日立製作所は、建物・設備・サービスごとに再生可能エネルギーに由来する電力の使用状況を見える化するシステムを開発した。スマートメーターとブロックチェーン技術を活用して個々の建物や設備ごとの単位で再生可能エネルギーがどの程度使用されているかを可視化する。さらに、設備やサービスの再生可能エネルギー利用状況をデジタル証明する「Powered by Renewable Energyサービス」を構築。2次元バーコードを記載したロゴマークを発行し、使用している再生可能エネルギーの種類や量などをウェブサイトから確認できるようにする。
同システムを活用することで、企業全体として再生可能エネルギーだけでの事業運営の早期実現が困難な場合でも、個々の製品・サービスに対して100%再生可能エネルギーで稼働していることを訴求した付加価値の高いサービスを提供できるようになる。
これにより、企業の環境意識の向上や再生可能エネルギー利用の普及に貢献することを目指す。
同社未来投資本部の青木雅博デジタルグリッドプロジェクトリーダーは「部分的に使っている再生可能エネルギーがどこで使われているかを明らかにすることが、社会への再生可能エネルギー浸透に効果的だと考えており、それを実現するシステムの運用を始めた。バリューチェーン全体での脱炭素化のための基本的な手段として活用できる」と語る。
2月1日からは東京都国分寺市の同社中央研究所で同システムの運用を開始。今後、さまざまな業界のパートナー企業と協力することで同システムと証明コンセプトを活用したサービスの提供に向けた検討を進めていく。
残り50%掲載日: 2021年1月25日 | presented by 建設通信新聞