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ソフトバンクNEXTWAY/5G基地局支持柱設置に新工法/新素材充てんで剛性向上
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>ソフトバンクとNEXTWAY(東京都中央区、竹本直文社長)は、5G(第5世代移動通信システム)基地局の支持柱内部に高強度の複合素材「ポリマテリアル」を使った製品を充てんする施工法を開発した。従来工法では平均6日かかっていた工期を約2時間に大幅短縮できる。1月から順次、5G基地局のアンテナ設置工事に導入する。
ソフトバンクでは、5G基地局の投資コストを抑えながらエリアを拡大するため、4G基地局などで使っている既設の支持柱の活用を検討してきたが、強度不足が課題となっていた。
NEXTWAYが開発したポリマテリアルは、芯材に特殊塗料を塗布した複合素材で、既設の支持柱内部に充てんすることで剛性が増し、柱強度が平均1.37倍になり、柱の屈曲を防ぎ、補強用プレートや接合部への負荷軽減につながる。
支持柱にポリマテリアルを充填する専用治具も開発。先端ノズルと搬送ユニットで構成し、搬送ユニットに設置したモーターでポリマテリアルを支持柱に送り込む。5Gアンテナを増設する場合はこれまで、既存のアンテナを取り外してから新しい支持柱に交換して5Gアンテナを設置していたが、新しい治具を使えば、施工作業が治具の組み立てと充てん、アンテナ設置だけになる。
残り50%掲載日: 2021年1月26日 | presented by 建設通信新聞