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コマツ/中小型ショベル電動化/米社がバッテリー供給
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>コマツは、中小型クラスの油圧ショベルの電動化(バッテリー駆動式建設機械)の実現に向け、米国のプロテラ社(ジャック・アレン会長兼CEO)からリチウムイオンバッテリーシステムの供給を受ける協業契約を交わした。ことしから実証実験を進め、2023-24年の量産化を目指す。
コマツは、20年4月に市場導入を始めたバッテリー駆動式ミニショベル「PC30E-5」に続いて、中小型の油圧ショベルでの実証実験を進めるため、電気輸送車両メーカーとしてプロテラ社が培った高い技術力により開発された高性能バッテリーと周辺機器の提供を受けるとともに、共同実証実験の戦略的パートナーの1社として協業を始める。
両社は実証実験を通じて、より高い出力を必要とする中小型クラスの油圧ショベルに最適なバッテリーシステムの開発を進めていく。
また、高いエネルギー密度が特徴のプロテラ社のリチウムイオンバッテリーは、さまざまな車両に適合する柔軟なバッテリープラットフォームによりカスタマイズ可能な設計が採用されている。このため、コマツが自社開発するキーコンポ―ネントと組み合わせて車体内にバッテリーを最適に配置することができ、車体開発のすり合わせ技術など、コマツ独自の技術力との融合による効果も期待できるとしている。
プロテラ社は、商用車の電動化技術のリーディングカンパニーで、世界の各分野の高負荷や商用の車両向けにバッテリーシステムと電動化技術を提供している。
残り50%掲載日: 2021年1月27日 | presented by 建設通信新聞