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マニラで3月実施/特定技能初の海外試験/JAC
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>建設技能人材機構(JAC)は26日、新型コロナウイルス感染症の影響で延期していたフィリピンでの在留資格「特定技能」に基づく技能評価試験について、3月9、10の両日に実施すると発表した。試験区分は「電気通信」の1職種で、建設分野で初めての海外試験となる。当初開催予定だった2020年3月の試験に申し込んでいた受験者のみを対象とし、追加募集はしない。
試験はマニラ市にある「YWA Human Resource Corporation」で実施する。受験予定者は8人。受験料は2000フィリピンペソ(約4300円)。
新型コロナ対策として、試験日を2日に分け、1人ずつ試験を実施する。試験範囲や実技試験問題、受験申し込み方法などの詳細は、JACのホームページに掲載している。また、受験の準備として事前に実技試験の実施例ビデオ(情報通信エンジニアリング協会ホームページ)の視聴や、学科試験のCBT(コンピューター・ベースド・テスティング)操作体験の実施を推奨している。
合格発表は、試験後2週間をめどにマイページで個別に行う。合格した場合は各個人宛ての合格証明書がマイページに送られる。実技試験の基準点は超えたが学科試験の基準点を満たさなかった受験生は、学科追試験を受験できる。追試験は4月13日に実施する。追加の受験料は不要で、対象者には試験案内を送付する。
今回の技能評価試験に合格し、日本語基礎テストまたは日本語能力試験(N4以上)のいずれかの日本語試験の合格者については、特定技能による受け入れが可能となる。両試験の合格後、日本企業と雇用契約を結び、国土交通省、法務省出入国在留管理庁の審査を経て、就労が開始できる。
フィリピンでの電気通信試験は20年3月に実施予定だったが、新型コロナの影響による同国の入国制限に伴い延期を発表していた。
国交省とJACは、フィリピンに続き、ベトナムでも現地での試験実施に向けて調整を進めている。
残り50%掲載日: 2021年1月28日 | presented by 建設通信新聞