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  • LIXIL/住宅用蓄電池で事業/建材と合わせZEH提案

     LIXILは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及を促進するため蓄電池事業を開始し、新商品「スマート蓄電システム」を4月1日に発売する。LIXIL TEPCOスマートパートナーズ(LTSP社)で、指定のLIXIL商材を採用したZEH仕様の住宅を新築する顧客向けの新サービスとして、同蓄電システムと太陽光発電システムをセット販売するプラン「建て得でんち」も展開する。

     

     同プランでは、LTSP社が余剰売電収入を10年間受け取る代わりに、最大11.5kW時・全負荷タイプのスマート蓄電システムと、太陽光発電システムを製品・工事代含め198万円(税別、太陽光パネルがモジュール設置容量8kW以上の場合)で設置できる。

     

     同社試算では、光熱費削減効果により15年でコストを回収できるとし、システム保証15年と自然災害補償10年を付与した。

     

     21日の会見で、LIXIL Housing Technology Japan ZEH推進事業部の笠井達也事業部長は、同商品・プランの背景を「住宅用蓄電池は、ZEHに貢献し、停電への備えとなるなどの強みがあるが、導入コストの高さで普及が進んでいない。ZEH普及を考え、導入コストを下げる提案をした。リフォームでも採算性の違いで数値は変わる可能性はあるが、今後に展開したい」と説明した。

     

     導入コスト低減についてLTSP社の柏木秀代表取締役は「一般的な新築住宅に太陽光発電システムと蓄電システムを追加しようとすると、400万円の追加コストが目安となる。このプランで約200万円の低減になる」と補足した。

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    掲載日: 2021年1月29日 | presented by 建設通信新聞

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