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厚労省「つなぐ化事業」 CCUSと連携/実施者選定手続き開始
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>厚生労働省は、「建設業若年者理解・定着促進事業」(『つなぐ化』事業)の2021年度分の事業実施者を決める手続きに着手した。就労前若年者の建設業に対する理解を深めるとともに、職場定着の促進に向け、工業科高等学校の生徒と教諭に加え、普通科高校や高等専門学校の生徒・教諭とも現場見学会や意見交換会などを通じて建設産業界がつながる機会をつくる。3月中に事業実施者を決め、契約を結ぶ。
この事業は前年度からの継続だが、21年度から新たに建設キャリアアップシステム(CCUS)制度との連携を始める。事業参加を希望する建設企業に対し、CCUSへの事業所登録を呼び掛けるとともに、意見交換会など事業の中で、建設労働者の処遇改善などCCUSの取り組みを取り上げ、生徒や教諭に制度を周知する。
つなぐ化事業は、▽生徒、教諭と地域中小建設企業とその団体が一堂に会し、建設業の仕事やその魅力、実際の建設産業界の就職環境について意見を交わす「意見交換会」▽地域中小建設企業・団体が学校を訪ね、建設業の現状や魅力を紹介する「出前授業」▽地域中小建設企業の現場を生徒・教諭が見学し、就労環境などを把握する「現場見学会」▽職業選択や生徒自身の適性を見極めることを目的に、生徒が建設企業に赴き職場体験をする「インターンシップ」--が実施内容。
1つの取り組みかいくつかを組み合わせて1つのコースとして実施する。実施内容は、都道府県ごとに選ぶ。事業の参加対象は、主に工業科高校と普通科高校の1、2年生と担当教諭。高等専門学校の生徒、教諭、教育委員会など自治体関係者も対象になる。取り組んだ事例を集め、周知、広報も実施する。47都道府県で各3回程度実施し、計141回以上の開催を見込む。
残り50%掲載日: 2021年2月2日 | presented by 建設通信新聞