建設技術者向けNEWS

　アドバンスト・メディア（東京都豊島区、鈴木清幸会長兼社長）は、作業工程管理プラットフォームサービス「ＡｍｉＶｏｉｃｅ（アミボイス）スーパーインスペクションプラットフォーム」で、建築・土木や製造現場の巡視点検をサポートするｉＯＳアプリ「ＡｍｉＶｏｉｃｅスーパーインスペクターｆｏｒ安全パトロール」の提供を始めた。

　巡視点検の結果を手軽に登録・共有・管理できるアプリで、これまで紙に手書きで記入していた点検記録を、ＡｍｉＶｏｉｃｅの音声認識を活用した音声入力やキーボード入力、選択式入力で簡便・効率的にデータ入力でき、カメラ機能で是正個所の写真を登録することも可能。現場のリスクアセスメントを推進するとともに情報共有の円滑化・スマート化を実現する。

ＡｍｉＶｏｉｃｅスーパーインスペクターｆｏｒ安全パトロールの利用イメージ

　登録した内容はクラウド上のストレージサービスを介して現場事務所や支店、安全管理部門などの関係者と即座に共有でき、是正個所のステータス閲覧・編集もウェブやアプリ上でできる。また、エクセルに一括して出力できるため、従来どおり紙での保管も可能だ。

　点検項目の追加や入力形式の選択などは自由にカスタマイズ設定でき、業種、ユーザー、現場ごとに異なる点検内容でも、最適な運用を実現する。単語登録機能も備え、現場特有の用語や各社の専門用語も音声認識で入力できる。

　利用料金は月額制で、 ３０ギガバイトのストレージサービスを含むＡｍｉＶｏｉｃｅスーパーインスペクションプラットフォームの基本利用料２９８０円（税別）に加え、 ＡｍｉＶｏｉｃｅスーパーインスペクターｆｏｒ安全パトロールの利用料として１アカウント当たり２９８０円（同）としている。