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  • OKI 本庄に免震工場/生産施設初のZEB化/大成建設で5月着工

     沖電気工業(OKI)は、「モノづくり基盤強化」の一環で、 埼玉県本庄市に新工場の建設を決めた。 脱炭素社会の実現に向け、生産施設として日本初となるZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現を目指す。 また、免震構造と木製直交集成板 (CLT)を採用した地震に強い工場にする。 主にシステムソリューション事業関連製品の製造工場として大成建設の設計施工で5月に着工し、 2022年4月の稼働を予定する。 投資額は約60億円を見込む。

     

     同社は1962年に埼玉県本庄市に電話機の製造工場を設立して以来、基幹工場の1つとして、長年にわたり情報通信関連事業などの製品を生産してきた。20年12月にはローカル5G(第5世代移動通信システム)の実験試験局を開設して、製造現場や敷地内のITSテストコースで実証実験を実施するなど、ニーズの変化・技術の進化に応え続けられるフレキシブルなスマート工場の実現に向けた取り組みを推進している。

     

     施設・設備の老朽化が進んでいるため、環境負荷の低減や働く人の安全、地元の地域材(秩父杉)の利用など、地域との共存に配慮し新工場を建設することにした。

     

     新工場は「Manufacturing DX」を実現するスマート工場のモデルに位置付け、その取り組みをグループ内に展開して、製品をグループ内の最適な工場で生産する「バーチャルOne Factory」の実現を目指す。

     

     新工場の名称は「OKI本庄工場 7期棟(仮称)」。本庄市小島南に全面免震構造のS造2階建て延べ約1万9000㎡の規模で建設する。国土交通省の20年度サスティナブル建築物等先導事業(木造先導型)の採択を受けている。

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    掲載日: 2021年2月8日 | presented by 建設通信新聞

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