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加藤組、日立建機日本、西尾レント/建機3種類を遠隔操縦/既存5G活用、実証実験
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>加藤組(広島県三次市、加藤修司代表取締役)と日立建機日本(埼玉県草加市、榎本一雄社長)、西尾レントオールの3社は、26日から3月5日にかけて広島市西区太田川放水路河川敷で5G(第5世代移動通信システム)を活用して油圧ショベル、ブルドーザー、土工用振動ローラーの3種類の建設機械を遠隔操縦する実証実験を実施する=写真。
実験では、工程ごとに異なる複数の建設機械を1人のオペレータが1台の遠隔操縦席で操縦できる装置の導入と、専用回線ではなく既存の5Gの一般回線を使った遠隔操縦の実現を特長としている。「無線LANなどを使った遠隔施工」(1月8日-同22日に実施済み)と「5Gを使った遠隔施工」の結果を比べることで、5Gの有効性を検証する。
5Gを使用した遠隔施工では、油圧ショベル、ブルドーザー、土工用振動ローラーに前方映像用カメラ、車内用カメラ、全方位カメラを各1台ずつ設置する。それぞれの建設機械のカメラ映像と遠隔操縦の信号データは、通信事業者が提供する5Gを活用して現場と遠隔操縦席の間で伝送される。
全体統括は加藤組、ブルドーザーへの遠隔操縦ユニットの搭載と土工用振動ローラーへの遠隔操縦ユニット「ERC」の搭載を西尾レントオール、油圧ショベルへの遠隔操縦装置の搭載、AR(拡張現実)技術導入、建設機械3機種からの映像伝送システムの構築を日立建機日本が担当している。
いずれも、各機器の設置は電波法に基づく申請やライセンスの取得を必要としない。
残り50%掲載日: 2021年2月24日 | presented by 建設通信新聞