建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
OKI 光ファイバー集約、インフラ点検を効率化/1台で80㌔まで測定可能
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>沖電気工業(OKI)は、光ファイバーセンサーWX1033シリーズに接続する16系統の光ファイバーを集約し、1台のセンサーで最大80㎞にわたって温度分布やひずみ分布の測定を可能にする「WX1034光スイッチ」を発売した。社会インフラ構造物など、広範囲の予防保全のために実施する光ファイバーセンサーによる測定やモニタリングの効率を大幅に向上できる製品。有効性については鹿島と共同開発した光ファイバーを組み込んだ複数のグラウンドアンカーの張力をWX1034と1台のセンサーでリアルタイムに把握できるシステムで確認している。
同製品は16の測定チャンネルを備え、測定チャンネル間をリアルタイムに切り替えることができる光スイッチだ。光ファイバーセンサーWX1033シリーズと組み合わせることで、最大16系統の光ファイバーによる測定が可能となる。これにより、1台の光ファイバーの測定距離を1系統1㎞から16系統80㎞まで拡張でき、測定距離当たりの導入コストを大幅に抑えられる。また、接続された複数の光ファイバーをつなぎ替えることなく、測定チャネルを自動で切り替えながら1系統の光ファイバー当たり約20秒間隔で連続測定することができ、エッジサーバーやクラウドシステムなどと組み合わせて遠隔から高効率に測定・モニタリングするIoT(モノのインターネット)システムの構築も可能となっている。
標準価格(税別)はWX1034光スイッチ150万円に加えて、光スイッチ拡張ライセンスが100万円。販売目標は2022年までに20億円としている。
残り50%掲載日: 2021年3月8日 | presented by 建設通信新聞