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  • OKI/波形解析ソフトに追加機能/AI追加学習モードを実装

     沖電気工業(OKI)は、波形解析ソフトウェア「ForeWave for AE2100」に導入後の環境変化にあわせてAI(人工知能)が判別モデルを自動更新する「追加学習モード」を加えた「ForeWave for AE2100 Ver・3・0」を発売した。

     

     ForeWaveは、AIエッジコンピューター「AE2100」に対応したAIライブラリーで、振動や音響などの波形データをエッジ領域(現場)でリアルタイムに解析し、設備などの異常兆候を検知できる。

     

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     そこに、追加学習の機能を加えることで、導入後の環境変化によって正常状態のいき値が変化しがちな設備やインフラ構造物の異常・予兆検知の精度を向上させた。同機能は、ある時点での正常データを使って作成した初期の判別モデルに対し、運用中に得られたデータに応じた正常状態のいき値の拡張をAIが自動学習し、判別モデルを自動更新する。これにより、導入後の環境変化にあわせた異常・予兆検知が可能となり、従来は適用が難しかった設備・構造物への状態基準保全(定期検査ではなく、劣化状況にあわせて都度メンテナンスする保全方法)が適用できるようになる。道路や橋梁などのインフラ構造物やプラント工場の大型設備などでの保全業務を効率化する。

     

     同ソフトの標準価格は80万円(税別)からで、販売目標はForeWave全体として今後3年間で10億円としている。

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    掲載日: 2021年3月17日 | presented by 建設通信新聞

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